ドライアイにハード?ソフト?

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

ドライアイにはハードコンタクトレンズが良い。とよく聞きますが、その理由を調べてみました。

 

また、ドライアイに良いハードコンタクトレンズの選び方についてもまとめました。

 

 

ハードとソフトコンタクト違い

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

1・コンタクトの素材

 

 

 

メーカーによっても素材が異なりますがハードコンタクトレンズは、シリコン・アクリルといった酸素を沢山通す固いプラスチックを使用しています。

 

反対にソフトコンタクトレンズは、水を含むと柔らかくなる特性のプラスチックを使用しています。

 

 

2・コンタクトレンズの大きさ

 

 

 

ハードコンタクトレンズは9mm程度のレンズ

 

ソフトコンタクトレンズは14mm程度の大きさです。

 

 

ドライアイはハードコンタクト

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

ハードコンタクトレンズは固いプラスチックのため、ソフトコンタクトレンズと比べると異物感やゴロゴロ感があるので苦手な方も多いのですが、ハードコンタクトの方が、ドライアイにも目の健康にもおすすめです。

 

コンタクトは涙の上に浮いている状態で装着され、まばたきをする時に、古い涙と新しい涙を入れ替えています。

 

しかしコンタクトをしていると、レンズが邪魔をして涙の入れ替えが上手くいかずドライアイになります。

 

ハードレンズは角膜よりもレンズが小さいので、まばたきをするとレンズが角膜の上で動き、涙の入れ替えがソフトコンタクトレンズよりもスムーズに行うことができます。

 

また、ハードの固いプラスチック素材が涙を吸わないので乾きにくくドライアイにおすすめです。

 

コンタクトレンズでドライアイになる理由について詳しくまとめているので、興味のある方はご一読を。

 

→コンタクトでドライアイになる理由

 

またハードコンタクトレンズは素材が固いので、目にゴミや異物が入った時にすぐに痛みを感じるので、角膜に大きな傷が入るのを未然に防ぐことができるのも◎。

 

しかし、ハードコンタクトでも選び方や使い方にによってはドライアイを悪化させることもあるので注意したい所。

ハードコンタクトの選び方

 

 

ドライアイコンタクト

 

 

ハードコンタクトといっても種類が沢山あり悩んでしまいますね。

 

ハードコンタクトレンズの場合レンズのカーブとエッジが自分に合ったものを選びことがドライアイを改善するために重要です。

 

 

ハードコンタクトのカーブとは??

 

 

 

コンタクトレンズの箱に書いてある「B.C」と書かれている「ベースカーブ」のこと。

 

コンタクトレンズがどのくらいの角度でカーブしているかを数値にしています。

 

コンタクトのカーブが合っていないと、角膜にコンタクトが当たって角膜の傷をつけたり、ドライアイや充血、異物感の原因になります。

 

といっても、自分に合ったカーブなんてわかりませんよね。

 

ハードコンタクトレンズを使用する前に、眼科に行って診察してもらうと、自分に合ったカーブのコンタクトレンズを見つけることができるので、まずは受診を!

 

 

コンタクトのエッジとは?

 

 

 

コンタクトレンズの周り部分を「エッジ」といいます。

 

コンタクトエッジの角度やカットは、メーカーによって様々。

 

角度が急だったり、エッジがとがったものだと、角膜に傷つけ、ドライアイ特有の乾燥感を強く感じやすくなります。

 

丸いカーブのエッジはまばたきの度に浮きやすいので、涙を交換しやすく、角膜を傷付けにくいので◎。

 

ドライアイコンタクトドライアイコンタクト

 

ハードコンタクト選びの参考にしてみてください。

 

また、ハードコンタクトはちょっと苦手という方は、ドライアイ用のソフトコンタクトレンズがおすすめです。

 

乾きにくいソフトコンタクトレンズをご紹介しているので、ぜひ見てみてください。

 

→ドライアイにおすすめのソフトコンタクトレンズ4選