ドライアイの充血を改善する5つの方法と充血に効く目薬3選
ドライアイで充血に悩む方は多く、特にコンタクトレンズを使用する人はドライアイや充血になりやすいようです。
充血は正しい対処をしないとドライアイが改善しても充血が残ってしまうことも!
充血の原因や、改善方法、充血改善におすすめの目薬をご紹介します。
目次
|充血とは?
|ドライアイで充血する3つの理由
|即効!充血を改善する2つの方法
|ドライアイの充血5つの改善方法
|ドライアイの充血を改善する目薬3選
|充血とは?
目の血流が、増加することで血管が太くなり、白目が充血するのですが、
充血は「血が充ちる」と書き「血のめぐりが良くなっている」状態で、実は充血は体にとってはとても良い反応です。
問題は、何が原因で「目の血流がよくなっているのか?」です。
もし、充血以外の症状に「痛み」「かゆみ」「目やに」「視力低下」がある場合は、病気の可能性があるので、すぐに病院にいくことをおすすめします。
|ドライアイで充血する3つの理由
ドライアイになると、目が充血するのはなぜでしょうか?
人によって、血管の太さや、白目の色が違うので充血が目立ちやすい方もいるのですが、主にドライアイが引き起こす3つの原因が充血と関係しています。
|1・刺激による充血
涙は目をバリアする役割をしていますが、ドライアイになると目を守る涙が不足し、刺激を受けやすくなります。目に入るゴミ、目擦る刺激、コンタクトレンズ、外気の冷たい空気、汚染物質、強い紫外線など・・・沢山の刺激によって充血が起こります。
|2・アレルギー結膜炎
涙が少ないドライアイでは、花粉が目についても洗い流す力が弱く、アレルギーが発症し充血が慢性化することもあります。結膜炎は、ドライアイを悪化させる要因になるので、結膜炎による充血は厄介です。
|3・目の疲れによる充血
涙が不安定なドライアイでは、物が見えづらく自然と目が疲れやすくなります。目が疲れると、改善するため、目に沢山の酸素と栄養を送るため血液を沢山流すので充血が起こります。
|即効!充血を改善する2つの方法
充血を根本的に改善する方法。ではないのですが、すぐに充血をとりたい場合にオススメの改善方法です。
|血管収縮剤入りの充血目薬使う
「充血を数時間後に改善したい。」そんな時は「血管収縮剤の入った目薬」はすぐに充血を改善してくれう効果があります。
しかし、血管収縮剤入りの目薬は「充血が治らなくなる」という副作用があるので注意が必要です。
塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンなどの「血管収縮剤」と呼ばれる成分は、血管を締め、血液の流れを制限し、充血を一時的に改善しますが、
目が必要な栄養分・血液を欲しがっている時に、血管を収縮するので、目は新しい血管を生やし、充血が慢性化してしまいます。
血管収縮剤が入った目薬を差し続けると血管が伸びきってしまい充血がひどくなることもあるので、血管収縮剤の目薬はここぞという時に使用しましょう。
充血をすぐに治す時におすすめの目薬は「サンテピュア」
血管収縮剤の他に、目の血流をよくし栄養を与える「タウリン」「パンテノール」・目の傷の改善によい「アラントイン」・保湿成分に「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」が入っていてドライアイの充血改善にとてもいいと思います。※コンタクトレンズの上からは使用できません。
但し、防腐剤と血管収縮剤は配合されているので、常用はおすすめできません!!
|目を冷やす
充血をすぐに改善したい時は目を冷やしましょう!
目を冷やすことで、炎症を鎮め、血管を細くし充血を押さえてくれます。
血管収縮剤の目薬とは違い、自分の力で血管を締めるのでリバウンドの心配もありません。
目を冷やす方法
・氷をビニールなどの袋にいれ、タオルでくるみます。
・目にそっとあてて10分ほど冷やしましょう。
※アイスノンや、目を冷やすアイマスクなどを活用するのもオススメです。
|ドライアイの充血5つの改善方法
1・目を休める
ドライアイで充血している場合は、ともかく目を休ませることが一番です。
充血は目の緊急サイン。
充血は放置すると、充血が治りにくくなる事も!充血したらスマホやパソコン、テレビは見ないで目を休ませる習慣をつけましょう。
仕事でどうしても休むことが出来ない場合は、1時間に10分程度は目を閉じたり、遠くを見て目の休憩をいれてあげましょう!
2・目を温める
目を温めると、目の血流がよくなります。
血流が良くなると、目に十分な酸素や栄養が早くいきわたり、自然と充血も改善されます。
但し、目を温めた後にパソコンやスマホを使うと、逆に目が疲れやすくなるので注意しましょう。
ドライアイに効果的な目の温め方やアイマスクについてもまとめていますので、是非読んでみてください。。
⇒ドライアイに効くアイマスク4選と温め効果を上げる3つの秘訣
3・充血を改善するつぼ押し
充血によいつぼ3つを押して、充血を改善しましょう。
百会(ひゃくえ)
左右耳のラインをつなぎ、眉間の中心から頭のてっぺんに向けたラインが交わる頭のてっぺんにあるつぼです。
「百会」は全身の内臓や血管をコントロールする、自律神経を整え改善するつぼ
自律神経を整えることで、充血原因の血流をコントロールし、疲れた体を改善してくれます。
つぼの押し方
息を吐きながら、両手の中指で気持ちいいと思う強さで、体の中心に向かって真っすぐ10〜15秒ほど押しましょう。
承泣(しょうきゅう)
目の下の骨のフチにあり、少しだけくぼんだ場所にあります。
目の周りの血流を改善し「眼精疲労」や「充血」に効果的なつぼです。。
目元の血流がよくなるので、目のクマの改善にも有効で目元を若々しく見せたい時にもおすすめです。
ツボの押し方
中指で、軽くゆっくりと10秒ほど指圧しましょう。
絲竹空(しちくくう)
眉尻のくぼみ部分にあります。
顔の血行を改善するツボで、疲れ目、頭痛、顔のむくみ、しわ、結膜炎改善にも効果のあるツボです。
ツボの押し方
人差し指か中指で、気持ちの良い強さで5,6回押しましょう。
4・充血によい食事を取る
目の充血改善にはビタミンB2を多く含む食事がおすすめです。ビタミンB2は網膜の働きを助け充血を改善したり、視力回復をサポートしてくれます。
疲れ目改善にもおすすめの食品です。
ビタミンB2を多く含む食材
・レバー
・うなぎ
・海苔
・たまご
・納豆
・さば
・いわし
・抹茶
ドライアイによって充血している場合は、ドライアイに良い食事も摂取するのがおすすめです。ドライアイに良い食事をご紹介していますので併せて摂取してみてください。
5・コンタクトや眼鏡を変える
「ドライアイで目が充血する。」方の中には、眼鏡の度数の調整や、コンタクトの種類を変更することでドライアイや充血を改善することがあります。
充血の原因が、眼鏡やコンタクトのの「度数」が合っていないことで目が疲れ、充血している場合があります。
中には、老眼がはじまったことによる眼精疲労から充血していることもあるので長年、同じ度数のコンタクトや眼鏡を使用している方は眼科でチェックしてみるといいでしょう。
また、コンタクトレンズはのカーブ合わずコンタクトが目に当たって充血がおこったり、コンタクトによって目が酸素不足になり充血原因になっていることもあります。
目によいコンタクトや、ドライアイ用コンタクトに変更しただけで、ドライアイによる充血が改善することもあります。
「ドライアイに良いコンタクト」や「正しいハードコンタクトの選び方」「どうしてコンタクトでドライアイになるのか?」などコンタクトとドライアイについてわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
|ドライアイの充血を改善する目薬3選
充血は良い反応なので、目薬ではなく自分で改善する対策がおすすめですが、どうしても取れない時は目薬に頼りましょう。
血管収縮剤が入っていない、充血を改善する目薬でドライアイにも良い目薬をご紹介します。
|ロートゴールド40マイルド
ビタミン、タウリンなど6種類の有効成分とユーカリ油配合。ドライアイに嬉しい潤いと、疲れ目改善の栄養を補うことができる目薬。血管収縮剤が配合されていないので安心して使用できます。
|新サンテドゥ
栄養「ビタミンB6、B12」、目の呼吸を高める「L-アスパラギン酸カリウム」、目の保湿成分「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」の他目の炎症を抑える成分が配合。
目の疲れ、炎症、ドライアイと、バランスのとれた目薬です。血管収縮剤が配合されていない目薬で安心して使用できます。
|ロート アルガード クリアマイルドEXa
アレルギー性結膜炎(花粉症):かゆみを抑えるクロルフェニラミンマレイン酸塩やアレルギー作用を抑えるクロモグリク酸ナトリウムを配合し、目の潤いを保つコンドロイチン硫酸エステルナトリウムも配合。
アレルギーからくる充血で悩むドライアイの方にオススメの目薬です!
このページで紹介している目薬は、防腐剤が配合されていますので、アレルギーの痒み、目やにの症状がなく、疲れ目が気にならない方は、ドライアイ専用の目薬がおすすめです。
ドライアイの充血を改善する方法をご紹介しましたが、ドライアイだとまた充血が起こる可能性があります。ドライアイを治す方法をご紹介していますので、充血しない目を目指し、ドライアイ改善にお役立てください。