ドライアイ治療薬「人口涙液」
眼科のドライアイ治療剤「人口涙液」。実は今はほとんど使用されていないまぼろし!?のドライアイ治療薬目薬。その理由や副作用、目薬の働きについてご紹介します。
人口涙液マイティアはどんな症状に使用する?働きは?
この目薬は「涙が少ない人」「乾燥が気になる人」に涙の変わりに差すように処方される「涙の代替目薬」。涙は色々な働きをしているから、涙が減ってしまった人のために変わりの涙を補う目的で開発されたのがマイティア目薬です。
涙の働き5つ
- 目の乾燥を防ぐ
- 目に酸素や栄養を運ぶ
- 目に入った異物やゴミを洗う
- 目の表面の傷を治す
- 目の表面を滑らかにする
人口涙液マイティアの効果は?
ドライアイに効果なし!涙に近い成分だけど、涙を出したり、乾きを治す成分は一切入っていません。涙を補う目的の目薬だからドライアイを治す効果はないので注意したいところ。
マイティアの成分
- 塩化ナトリウム
- 塩化カリウム
- 乾燥炭素ナトリウム
- リン酸水素ナトリウム
- ホウ酸
目薬の副作用は?
副作用はなし!過敏症状として「まぶたの腫れ」、「充血」、「かゆみ」が報告されていますが、基本的に副作用はありません。でも「防腐剤」が入っているので使用しすぎるとドライアイを悪化させる原因になるので目薬の使いすぎや、ソフトコンタクトレンズを使用している場合は使用できません。
沢山使用する場合は防腐剤フリーの人口涙液を使用しましょう。
市販目薬でOK!?説。
ドライアイ治療薬「人口涙液」のまとめ
- 人口涙液は涙の変わりの目薬
- 人口涙液目薬はドライアイに効果はなし。
- 副作用はないが防腐剤が入っている
- ソフトコンタクトレンズには使えない
- 市販の目薬で十分効果は同じ