ドライアイに効く4つの食べ物と、簡単ドライアイレシピ!
「涙」の原料は「血液」なので、ドライアイを治すために質のよい食事は大切。
このページでは毎日摂りやすい食材の中から目の乾きを治しドライアイを改善する食べ物についてまとめました。
ドライアイに良い食べ物を効率よく摂取する方法やドライアイレシピもご紹介しています。
目次
|ドライアイに効く4つの食べ物
|おすすめドライアイレシピ
|早くドライアイを治すには?
|ドライアイに効く4つの食べ物
|魚
魚の油には涙の量を増やす「オメガ3(DHA/EPA/α−リノレイン酸)が豊富に含まれています。
オメガ3は涙の油を出し涙の蒸発を防いでくれるだけでなく、目の周りの血行を改善する成分でもあります。
オメガ3サプリを摂取することでドライアイが改善された症例が多数あるので、ドライアイの方は積極的に摂りたい食べ物です。
オメガ3は、油の一種なので鮮度が落ちると酸化し、逆効果を示すこともあるので、鮮度のよい食べ物を選択しましょう。
またオメガ3は加熱すると成分が減少するので、出来るだけ生の刺身で食べるのがおすすめ。
加熱する場合は、調理で落ちてしまった油も一緒に摂れる「汁物」レシピとして食事に加えるのも◎。
|うなぎや緑黄色野菜
うなぎやレバー、緑黄色野菜などの食べ物には「ビタミンA」が豊富に含まれています。
ビタミンAは、涙成分の一つで、目の粘膜を維持する効果があります。
他にもビタミンAが不足するとドライアイだけでなく、夜盲症(夜見えづらくなる)などの症状が現れます。
ビタミンAは目のビタミンと呼ばれるほど、目には不可欠な栄養素なので毎日の食事からしっかり補いたい食べ物ですね。
ビタミンAは油ととると吸収率がUPするので、ドレッシングや油で炒めたりして食べるのがおすすめです。
|乳製品
乳製品に多く含まれるラクトフェリン。
ラクトフェリンは涙の構成成分の一つで、目を外敵から守る、免疫作用として働いています。
また、ラクトフェリンには涙を出す腺を若返らせてくれる効果が!
シェーグレン症候群などの重度なドライアイの方にもラクトフェリンが有効だと言う報告もあり、ドライアイの方はぜひ摂取したい食べ物です。
しかし、乳製品でも微量しかラクトフェリンが入っていないものもあるので購入の際は注意したい所。
チーズなら「モッツァレラチーズ」や「カッテージチーズ」などの生チーズ。
牛乳、ヨーグルトは加熱していない「生」のものにしかラクトフェリンは配合されていません。
近くに牧場があれば、話しは別ですが、「生乳」や「生ヨーグルト」を販売しているスーパーも少ないかと思います。
そこで活躍するのが「ラクトフェリン入り」と書かれている、ヨーグルトや乳飲料。効率よくラクトフェリンためサプリメントなどで補うのもおすすめです。
|ネバネバ食べ物
健康テレビ番組でドライアイ治療薬「ムチン目薬」が有名になりましたが、ムチンはドライアイを改善する大切な栄養素です。
涙の成分の一つでもあるムチンは、目に涙をくっける役割をしています。
ムチンが不足すると、涙が出ていてもドライアイ症状が起こります。
目薬でムチンを増やすこともできますが、毎日の食事から簡単にムチンを摂取することができるので、ドライアイの方におすすめの食べ物です。
ムチンが含む食材は納豆・山芋・オクラ、めかぶなどのネバネバした食べ物に多く含まれています。
ムチンは加熱すると失われてしまうので、生のまま食べるレシピや、なめこのお味噌汁などネバネバ成分を丸ごと食べられるレシピがおすすめです。
|おすすめドライアイレシピ
ドライアイによい食べ物を使ったレシピをご紹介します。
私のおすすめレシピよりも、安定感を求め(笑)
人気のレシピサイトからドライアイによさそうなレシピを選んでみました!どれも美味しそう!
|ネバネバ海鮮丼
レシピ材料 (4、5人分)
刺身用サーモン 120g前後
★しょう油、みりん 各大さじ2
納豆 2?3パック
オクラ 1袋
☆だししょう油 小さじ1
長芋 200gくらい
卵 人数分
丼ごはん 人数分
1・サーモンは1cmの角切りにして、★のしょう油とみりんに30分ほど漬けておく。
2・オクラは1分ほどゆでし小口切りに。だししょう油(又はしょう油+かつおぶし少々)で和える。長芋は3mmくらいの角切り。
3・納豆は添付のタレ(からしなし)と混ぜ合わせておく。
4・ご飯の上に、真ん中をあけてドーナツ状に、汁気を切ったサーモン、オクラ、長芋、納豆をのせる。
5・真ん中に温泉卵を落とし、サーモンの漬け汁を長芋と卵にかけて完成。お好みでわさびを添えて。
|鶏レバーとほうれん草炒め
レシピ材料 (3、4人分)
鶏レバー 200g
ほうれん草 1/2束
にんにく 1かけ
生姜 1かけ
☆醤油 大さじ1
☆酒 大さじ1
ゴマ油 大さじ1
◎オイスターソース 大さじ1
◎酒 大さじ1
◎醤油 小さじ1
1・にんにくと生姜はみじん切りにする。ほうれん草は少量の砂糖(分量外)を入れた熱湯でさっと下茹でして冷水にとり、水気を切って食べやすい大きさに切る。
2・鶏レバーは一口大に切り、ついている脂肪や血のかたまりを流水で洗いながら取り除く。(ハツも使う場合は、包丁を入れて開き、血のかたまりを取り除く。)
3・下処理をした鶏レバーは、キッチンペーパーで水分をしっかり取って、牛乳に15分ほど漬けておく。
4・レバーについた牛乳を洗い流し、しっかり水きりして、☆と絡めて15分ほど置いて下味をつけ、水気を切って、片栗粉をまぶす。
5・フライパンにゴマ油・にんにく・生姜を入れて火にかけ、香りが立ったら、鶏レバーを加える。火が通ったらほうれん草を加えてさっと炒める。
6・◎を加えて炒め、ちょっととろみが出てきたら、出来上がり。
|カプレーゼ
レシピ材料(2人分)
トマト(小) 2個
フレッシュバジル(乾燥を適量でもOK) 4〜5枚
モッツァレラチーズ 1個
エクストラバージンオリーブオイル 適量
塩 適量
こしょう 適量
1・トマトをスライスする(小さいトマトで1個あたり4〜5枚に切り分けます)
2・スライスしたトマトと同じ枚数になるよう、モッツァレラチーズをスライスする
3・フレッシュバジルの葉もトマトと同じ枚数になるよう切り分ける
4・トマトを皿に盛り、その間にモッツァレラチーズとフレッシュバジルを交互に挟む
5・食べる直前に、塩コショウして、仕上げにオリーブオイルをたっぷり振りかける
|早くドライアイを治すには?
ドライアイに良い食事に変えてもドライアイが良くならない。そんな方は、ドライアイサプリの活用がおすすめです。
サプリメントは重点的にドライアイに効く栄養を摂取するので、食事よりも早く効果がでやすいからです。
特に60代を過ぎると、ドライアイ改善に必要な栄養素が減少すると言われているので、毎日の食事だけでは補いきれない栄養もサプリメントなら手軽に補うことができて◎。
ドライアイにおすすめのサプリについても調べてみましたので、是非読んでみてください。
他にもドライアイの治し方をご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。